意志される秩序

真正な現象観の可能性

INTP: 天国と地獄

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INTPをパーソナリティとして持つことは確かに気楽そうにみえる.INTPは見かけ上素晴らしい3つの気さくな特性を示す.それは無条件的な中立性 Unconditional Neutrality,率直な感情 Straightforward Emotions,そして子どもっぽい好奇心 Juvenile Curiosity である.

この説明は正確だが全てのストーリーを伝えるものではない.なぜなら実際には,これら3つの傾向は、善と悪の間で非常に密接な関係にある微妙な境界線上でバランスをとる傾向があるからである.INTPの頭の中を覗いて,そのよそよそしい外見の後ろに何があるのか見てみよう.

無条件的な中立性

主機能が思考である思考者として,INTPの意思決定は本能的に論理に基づいている.内向的思考が合理性に則って働くために,INTPの自然な意思決定プロセスは情緒的な emotive 考慮を含まない.INTPが人生において遭遇するすべてのものは,バイアスのない測度によって測られ,概念として扱われる(このことは人間に関係する問題についてもあてはまる).

INTPの非常に分析的なマインドは彼らの最も偉大な資質である.というのも,彼らが結論を引き出すときにはいつでも,そのようにした理由を他の人に容易く,全員が理解できる言葉で,説明できるからである.これは思考過程を単に細分化することによってなされるーーーこれはINTPが彼らの結論を引き出すにあたって保持している,非常に強力で客観的な原理である.

INTPのマインドを持つこと,そしてINTPの聖なる内向的思考はなんてものすごい道具なんだろう: それは柔軟で,澄み渡っていて serene,きわめて効果的である.しかし多くの変数が存在する世界では,そのようなメカニズムには,可能性の数がそれらを効果的に処理するには多すぎるようになると上手くいかなくなる trip over 可能性がつきまとう.これは,INTPが分析システムの奥深くで大きな欠陥にぶつかるという,INTPの問題のある側面を浮かび上がらせる.

この問題は間違いなくINTPの優柔不断さとして知られている.INTPは迅速に決定を下すことができない.INTPはその優柔不断さのために,どんな規模や重要性の意味についても悩み,全く内実がないかほんの少ししか影響のないつまらないことを,自分の人生がそれに懸かっているかのように扱う.

これが,INTPがあらゆる問題をーーーその重要性に関係なくーーーその本質に分解する,真理の探究者たる所以である.INTPは単にパズルを解きたいだけだ.それは問題となっている唯一のものが彼らの知的誇りである場合にもそうである.このように,INTPは事実ーーー特に2つの種類の事実,単に明らかでない事実,そして一度に考慮するには多すぎる変数から成り立っている事実ーーーを解読するために過剰な時間をかけることがある.

率直な感情

INTPは、MBTI理論で認められているのと同じくらい、感情機能からは遠く離れている.つまり,INTPの外向的感情Fe機能は,認知機能のスタックの4番目と最後の場所にある.しかし誤解してはいけない.感情 feeling and emotion はINTPの人生において多くの人々よりはるかに重大な役割を果たすーーーINTP自身と他の人は信じるようになる.

INTPはFeによって,他の人がどう感じているのかを気にする.それは一番の関心ごとではないものの,他の人の調和的な影響 harmonic influences of others は常に存在している.これはまさしく,外向的直観Neにともなう特徴であり,おそらくINTPが人気者であることの主な理由である.INTPのNeとFeの組み合わせが,温かい態度と心地よいコミュニケーションスタイルをもたらす.これはより成熟し開発されたINTPと,その好感が持てる,機知に富んだ,オープンでゆったりとした特徴に特に当てはまる.

これらは素晴らしく,まさに人々が他の人に見出すのを好む特徴である.というのも私たち人間は,他の人々の考えや感情を理解することを切望するからである.この種の情報を

  1. 感情が豊富で洗練された
  2. 感情をプライベートなものにする

人々から取り出すことは困難である.これら2つの特徴の正反対を持つのがINTPである: 彼らの感情はとても安易 simplistic であり,外的影響に反応しやすいので,推測ゲームに他のパーティーから必要とされるものはそれほど多くない.これは例えば,支配機能としてFiを持つタイプ(ISFPとINFP)とは鋭い対照をなしている.この2タイプは,いつも表現することが不可能な,無数の感情の陰影の中に世界を見る.

対してINTPは,感情のゲームの熟練プレイヤーではない.INTPは彼らの意志によって他の人に圧力をかけることも,他の人に不誠実になることもめったにしない.INTPは,そのような動機を持った複雑性に関与することを試みないか,あるいは望みさえしない.

なんて素晴らしいのだろう?しかし,INTPと彼らの感情の間に空いているスペースにはマイナス面もあるのではないだろうか?そう,感情的な無関心さは不安定な precarious 状況をもたらすことがある.

INTPの感情の大部分は他者のそれに依存しているので,INTPは他者の感情的な string によって conduct される危険がある.INTPの配偶者,友人,先生の気分 mood が雰囲気に影響を及ぼすーーーこの雰囲気はINTPの感情を派生させ,INTPをとても傷つきやすい valnerable ポジションに置く原因の一つである.

この本The INTP: Personality, Careers, Relationships, & the Quest for Truth and Meaning で,著者の A.J. Drenth はINTPの劣等機能であるFeを,子供らしい・純粋な childlike 機能であるとしている: それは赤ちゃんのように,ほとんどいつも眠っているが,食べ物を期待するときに目を覚ます.赤ちゃんは食事を他人にどっぷり依存している.これが,INTPへの愛がそのパートナーによって感じられ表現される理由である.これはINTPの心に訴えかけるのに充分なものである.

更に,INTPがロマンチックな興味を持っている人に関する彼ら自身の感情について尋ねられるとき,彼らは答えることができないかもしれない.それはINTPがニュースを隠したがっているからではなく,彼らが必要としている情報を誠実に honestly 入手できないからである.INTPは彼らの魂の未知の領域を非常に深くまで掘り下げなければならないだろう.

論理的に構築された概念や理論とは異なり,INTPの感情は確固たるものではない.したがって,他者によってINTPの心の中に解釈された construed 感情は,簡単に一掃されることもある.言い換えれば,ひとたび引き起こされれば,INTPの感情の運命は,一時的に彼らの影響力の範疇の外にある.

子どもっぽい好奇心

INTPは知識と情報によって生き,呼吸をしている.その好奇心旺盛さによって,INTPは驚くべき幅広さのトピックに興味を持っている.それらのうちいくつかのトピックが衝動的興味の初期段階を生き残り,数回の徹底的な吟味 examinationのための認識ラボ cognitive lab に取り入れられる.

認識ラボの中でINTPの興味の対象が作用し合う.認識ラボは,INTPが何かにもっと調査する価値があるかどうかを判断することにおいて主要な役割を果たす.これは本当にそうで,徹底的な学生は彼らが心に何かを設定したら深く掘り下げるのだ.INTPは彼らの時間の大部分を消費するトピックの究極の理解を切望する.

結果として,INTPの,本,講義,理論,思索,そして膨大な数の「なぜ?」という問いの連鎖は,興味を持っている対象の調査を執拗に続行できる限りは止まらない.その情報の文字列は一つの全体をなしているとともに,指導力のある専門的知識 masterful expertise への唯一の道であるーーーそれはINTPの知的な冒険の早割 apex である.

周知の通り,INTPにとっては興味が重要だ.しかしこの性質はかなり良し悪しが分かれるもので,ただ興味関心のみが,INTPがすべてを賭けるか,それとも一切を賭けないかを定義する.その結果,INTPがある対象について熱心になるのと同じ程度で,全く関心がないという理由でその対象から完全に手を引く disengage こともありうるということになる.

興味の無さがINTPを直撃すると,その対象は完全に拒絶される.INTPはそれを「重要でない」「無益な」「論理的でない」「簡単すぎる」と知覚して,その対象から撤退する.このような撤退は常に可能であるわけではない.なぜなら,このような判断が人生における重要な事柄(例えば仕事,社会的交流,日常的なタスク,物質の維持,健康管理,...)に関係するとき,それは現実の問題に変わるからである.この裏返された好奇心にとって,人生の義務は重荷になる.

これらの(義務を怠る)傾向性は,それ自体内的にも外的にも表れる.社会的状況においてINTPに最初に浮かぶ考えは,刺激的でない活動から物理的に引き下がることよりも,まず退屈なイベントへの非難である.一般的にこれは反社会的な振る舞いとみなされるが,INTPから見たら,そのような振る舞いは取るべき論理的ステップであり,それは個人的に受け取られることではない(ただし,INTPの場合,人々は同じような課題以外のものを継続的に提起する場合に備えて、ゆっくりだが確実に無益の状態を採用するだろう).なぜならINTPは覚えているから: すべては概念であると.